県内の新型コロナウイルス感染者について会見する県保健福祉部担当者ら=31日午後8時、県庁

 県は31日、30代と50代の男性2人が新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。30代男性は宇都宮市内在住、50代男性は県南健康福祉センター管内(栃木、小山、下野市、上三川、壬生、野木町)に居住している。2人は、29日に感染が確認された県内事業所勤務の60代男性(都内在住)が通院していた同センター管内の同じ医療機関に通っていた。県は3人の関連や濃厚接触者などを調べている。

 県が確認した県内の感染者数は計14人となった。

 30代男性は3月27日にせきやのどの違和感があり、29日に38・8度の発熱や頭痛などがあった。50代男性は同月28、29日に38度台の発熱があった。2人はいずれも、30日に同じ医療機関を受診し、31日に陽性と判明。現在は発熱などがあるが、重症化はしていない。

 県はこの医療機関内で感染が広がった可能性を「ゼロではない」とした上で、判断するには行動歴や濃厚接触者を詳細に調べる必要があるとした。医療機関は消毒を済ませ、1日以降も診療を行うという。

 一方、県は都内在住、60代男性の濃厚接触者である職場の同僚3人の陰性を確認した。60代男性が3月22、23の両日、愛媛県内での葬儀に参列したことについては、同県が31日、参列者のうち同県在住の4人の陽性を発表した。

 60代男性は3月19日、接待を伴う県外の飲食店に滞在していたことも新たに分かり、県は男性がこの飲食店で感染した可能性が高いとみている。