「エゴマで笑顔」の冊子を持つエコネットかぬまのメンバー

 【鹿沼】消費者団体「エコネットかぬま」(大出(おおいで)ヨシ代表)はこのほど、4年間取り組んできたエゴマの栽培、調理方法などをまとめた冊子「エゴマで笑顔」を作製した。メンバーは「ゼロからスタートしたエゴマ栽培だったが、多くの人の指導、協力で多くのことを学んだ。健康にいいエゴマが市内で普及してほしい」と話す。

 「エゴマで笑顔」はA4判34ページ、全労済地域貢献助成事業の補助を得て作製した。健康食品として注目されるエゴマの栽培事例、効能、そして調理方法として葉、種実、油について説明。料理レシピは板台餅、肉団子、白あえなど15種をカラー写真で紹介している。また研修会などの活動報告も収めている。

 認知症の予防や市内の耕作放棄地解消にと始めたエゴマの栽培は、天候や鳥害の影響を受けやすく一苦労。種まき、ほ場の管理など試行錯誤の連続という。同団体の共同ほ場では2016年度に栽培を始めた。本年度は10アールを栽培し、エゴマ油の収量は19キロあった。18年度はエコフェスタでエゴマ油を初めて販売した。エゴマ料理の試食会も市農業委員会女性部の協力を得て開催、エゴマ栽培の専門家らを招いて講習会も開いてきた。