栃木県内ロケ、経済効果27%増 16年度フィルムコミッション実績

 県内での映画ロケなどを支援する県フィルムコミッション(FC)事業の2016年度実績で、直接的経済効果(撮影隊の宿泊代や弁当代など県内消費されたロケ関連経費)は前年度に比べ27・0%増の1億4082万7千円だったことが、13日までの県観光交流課のまとめで分かった。公開を控える作品の中に、撮影日数が宿泊を伴い10日以上と長いものが3作品あり、例年よりも多かったことが要因だ。

 3作品の中には、組み立てからばらしまで時間がかかり滞在が延びる大規模セットを組む作品もあったという。

 撮影件数は9・6%(6件)減の56件、相談件数は6・9%(24件)減の322件と、いずれも減少した。撮影の内訳は、映画が22件と、ドラマの15件を上回り以下、情報・バラエティー9件、CM8件と続いた。

 映画は、「帝一の國(くに)」が佐野市の旧田沼高を、「土竜(もぐら)の唄 香港狂騒曲」が同市文化会館を使い、撮影された。県立高跡地でのロケは近年、学園ものなどで増えている。

 ドラマは、小山市出身の福田雄一(ふくだゆういち)監督が手掛けた「勇者ヨシヒコと導かれし七人」が、宇都宮市の大谷資料館や大田原市の旧須賀川小で撮られた。

 CMは、民間の好感度調査で15、16年度1位のKDDI(au)「三太郎」作品が大田原市で撮られた。