水沼尚輝

 東京五輪代表選考会を兼ねた日本水泳選手権大会(4月2~7日、東京アクアティクスセンター)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったことを受け、初の五輪出場を狙う新潟医療福祉大職員の水沼尚輝(みずぬまなおき)(23)=真岡市出身=と同大の下山好充(しもやまよしみつ)監督(48)=栃木市出身=が26日、大学を通じてコメントを発表。水沼は「ポジティブに考えていく」と語った。

 前回大会の男子100メートルバタフライで優勝し、今大会も大会最終日の同種目にエントリーしていた水沼は、大会直前での中止決定に「独特な雰囲気の中、心技体を調整していた。中止と聞いて複雑な気持ち」と心境を明かした。ただ、戸惑いを見せながらも「この状況を冷静に捉えてポジティブに考えていく事が一番」と気持ちを切り替えたことを強調した。

 一方、多くの五輪候補選手を指導する下山監督は「選考会中止は非常に残念。4年間、その日のために努力し続けてきた選手の気持ちを考えると胸が痛む」と教え子たちの気持ちを思いやった。改めて開催される選考会に向け「引き続き万全の準備を進めていきたい」とコメントした。