吉浜院長と薬品が取り付けられたの消毒液の生成器(左)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でアルコール消毒液などが品薄となるなか、栃木県小山市土塔の吉浜歯科の吉浜太(よしはまふとし)院長(51)がこのほど、院内で生成した消毒液を市に寄贈した。市は学童保育クラブなどで活用しており、26日に吉浜さんに感謝状を贈った。

 寄贈した消毒液は、殺菌効果が高いとされる微酸性次亜塩素酸水。水道水と薬品を電気分解させて生成し「電解水」とも呼ばれる。吉浜さんによると、肌荒れなどの影響が少なく、食品を洗う際にも使える。ウイルス対策などにも効果があるという。

 東城南小の学校歯科医を務める吉浜さんが先月中旬、消毒液の不足を心配し、同校に消毒液を贈ったことがきっかけ。約10リットルのポリ容器に液を詰め、今月2日以降、複数に渡って市に消毒液を寄贈した。

 市はこれまで、市内39カ所の学童保育クラブ施設などに設置するなどして活用している。大久保寿夫(おおくぼとしお)市長らが26日、吉浜歯科を訪れ、感謝状を贈った。吉浜さんは「施設などで必要となる場合があれば、これからも協力していきたい」と話した。