窓を開けて換気し、間隔を取って練習する生徒ら=25日午前9時50分、足利市第二中

 新型コロナウイルスの感染拡大の防止策として文部科学省が示した学校再開に向けた指針を踏まえ、県内の一部の市町で25日、小中学校の部活動が再開された。生徒同士が離れて楽器を奏でるなど普段とは違う方法に戸惑いつつも、再会した仲間と充実した表情で練習に励んだ。

 この日、部活動を再開したのは足利市、茂木、益子、市貝町の4市町。各学校の判断で、「教室の徹底した換気」といった予防策を取りながら行った。

 足利第二中は2月29日に休校して以来、約4週間ぶりに部活動を再開。吹奏楽部は教室の窓を全開にした上、1、2年生の部員約20人が2メートル以上間隔を取って楽器を響かせた。大きな声を掛け合いながら意思疎通を図っていた。

 30日の離任式での演奏に向けて、全体練習を20分に短縮するなど工夫しながら進めていく。同部長の2年菊地凜香(きくちりんか)さん(14)は「戸惑いもあるが、限られた中でしっかり練習したい」と話した。

 ほかに卓球、剣道部は武道場の窓を全開にし、バレーボール部は密集を作らないようバドミントンを使った練習を行った。