提唱した「とちぎモデル」の資料を手にする奥勝さん。遺影の公輝さん(左奥)は発信を続ける父の姿を見守ってきた=20日午前、さくら市氏家

提唱した「とちぎモデル」の資料を手にする奥勝さん。再発防止を願い3年間、積極的な発信を続けてきた=20日午前、さくら市氏家

提唱した「とちぎモデル」の資料を手にする奥勝さん。遺影の公輝さん(左奥)は発信を続ける父の姿を見守ってきた=20日午前、さくら市氏家 提唱した「とちぎモデル」の資料を手にする奥勝さん。再発防止を願い3年間、積極的な発信を続けてきた=20日午前、さくら市氏家

 那須町で2017年3月、大田原高の生徒と教員計8人が死亡した雪崩事故は、27日で発生から3年となる。この間、遺族らは「遺族・被害者の会」を立ち上げ、癒えない心の傷を抱えながらも、高校登山や部活動の新しい在り方を提言するなど積極的な発信を続けてきた。「このままではまた事故は起きる。息子や未来の犠牲者に顔向けできない」。事故後も抜本的な安全対策を講じているように見えない県教委の姿勢などに、遺族は危機感を募らせている。

 「県教委の対策は、ばんそうこうを貼るだけの対症療法。事故を本当に重大なことと捉えているのか」