新里ねぎ、農水省の地理的表示「GI」に県内初登録

 農林水産省は26日、地域の農産物や食品をブランドとして保護する「地理的表示(GI)保護制度」の対象に、宇都宮市新里地域の「新里ねぎ」を含む5品目を新たに登録したと発表した。本県内の産品がGIに登録されるのは今回が初めて。

 GIには25年以上の生産実績があるなど、一定の基準をクリアした産品だけが登録される。登録されると専用のGIマークが使用でき、付加価値の向上が狙える。

 伝統野菜の新里ねぎは江戸時代末期から100年以上にわたって生産されている。一般的なネギとは異なり弓状に曲がっているのが特徴で、柔らかく甘みが強い。地元の農産物直売所で販売され、贈答用としても人気が高い。一方で栽培に手間がかかることから生産量は少なく、市場にはあまり流通していない。