学校敷地内への立ち入り禁止を呼び掛ける掲示物

城山西小のシンボル「孝子桜」とその周りで遊ぶ児童

城山西小のシンボル「孝子桜」

学校敷地内への立ち入り禁止を呼び掛ける掲示物 城山西小のシンボル「孝子桜」とその周りで遊ぶ児童 城山西小のシンボル「孝子桜」

 【宇都宮】市天然記念物のシダレザクラ「孝子桜」がある城山西小は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため現在、校庭開放を中止している。毎年4月に開く新入生のお披露目を兼ねた桜祭りも中止を決定。校門などに理由を書いたお知らせを掲示し、開花を楽しみに訪れた来校者に理解を求めている。

 同校の孝子桜は校庭のほぼ中央に植えられ、古賀志地区のシンボルとして親しまれている。また同地区住民は、サクラを活用した祭りを開いて同校をPRしてきた。桜祭りなどは多くのメディアで取り上げられ、年々見物客が増えている。

 例年、春休み期間中はサクラ見物の来校者向けに校庭を開放していた。しかし、今年は学童保育で校庭を利用する児童がいるため、安全を考え5カ所の門に「現在、感染症対策のため学校敷地内立ち入り禁止」と書いたお知らせを掲示した。

 サクラの開花宣言後来校者が増えているが、渡辺誠(わたなべまこと)校長(57)は「今年は新型コロナウイルスから児童を守ることが重要だ」とし、理解を求めている。

 また古賀志の孝子桜まつり実行委員会も来月4、5の両日に予定していた祭りの中止を決定した。北條将彦(ほうじょうまさひこ)実行委員長(63)は「例年、不特定多数の2万人以上が訪れる祭りなので、児童の感染予防を考えた。新入生を祝えないのは残念だが、地域を挙げて児童を見守る心は変わらない」と話している。

 今年は孝子桜を間近に見ることはできないが、開花状況を同校ホームページに掲載している。