県は24日、新型コロナウイルスの感染者を県内で新たに2人確認したと発表した。フィリピンから帰国した県南健康福祉センター管内(栃木、小山、下野市、上三川、壬生、野木町)に実家がある40代の日本人男性と、安足健康福祉センター管内(足利、佐野市)に住む70代男性。県は70代男性の感染経路について「確認中」とし、40代男性についてはフィリピン国内で感染したとみている。県によると同日現在、40代男性、70代男性ともに重症化しておらず、県内の感染症指定医療機関に入院している。

 県内で確認された感染者は計6人となった。県は40代男性の子ども2人、両親と、70代男性の妻の計5人を濃厚接触者とし、25日に全員の検査を行う。

 仕事でフィリピンに住んでいた40代男性は18日、37・8度の発熱があったが、19日の帰国時に症状はなかった。成田空港から自宅の最寄り駅までは公共交通機関、自宅までは自家用車を使った。移動時はマスクを着けていた。

 20日に倦怠(けんたい)感があり、県南健康福祉センターに電話相談し、21日に医療機関を受診した。23日に別の医療機関で肺炎が確認され、24日に陽性と判明した。男性は20~23日、医療機関の受診以外は実家にいた。

 70代男性は14日、37・5度の発熱があり、17日と20日に医療機関を受診した。22日にも39・3度の発熱があり、23日に感染症指定医療機関を受診したところ肺炎が確認され、24日に検査で陽性と判明した。

 男性の自宅には8~10日の3日間、県外に住む親族が発熱している状態で宿泊していた。県はこの親族から感染した可能性があるとみて、親族の居住地を管轄する保健所に情報提供した。親族が感染しているかどうかは分かっていない。男性は14~23日、医療機関の受診以外は自宅で過ごし、外出時はマスクを着用の上、妻が運転する自家用車で移動していた。