カーブミラーを磨く友利さん

カーブミラーを磨く友利さん

カーブミラーを磨く友利さん カーブミラーを磨く友利さん

 汚れなどで見えづらくなった道路脇のカーブミラーを人知れず磨き続けている人がいる。栃木県那須塩原東原、スクールバス運転手友利欣智(ともりよしのり)さん(55)だ。勤務時や普段の運転時に汚れたミラーを見つけると、休みの日などにぞうきんを持って磨きに行く。友利さんは一緒に活動する仲間を募集しており「一緒にミラーの輝きを取り戻しましょう」と呼び掛けている。

 友利さんは2013年に東京都から市へ移住。生活するうちに一時停止線で止まらない車や歩行者を優先しない車など危ない運転を目にし、驚いたという。また勤務時には、汚れでよく見えないカーブミラーを複数発見。「自分にできることから始めよう」と、昨年夏ごろから市内、那須町内のミラー磨きを始めた。

 活動日の3月中旬、友利さんは市内で事前にチェックしていたミラーに向かうと、安全に作業するため周囲にパイロンを設置。持参した脚立に登って高さ3メートルほどのミラーに腕を伸ばすと、ぬれたぞうきんで黙々と拭き始めた。腕を上げたまま拭き続け、この日は計6カ所のミラーを磨き上げた。

 普段は市や那須町で月に2、3回活動している。「市を交通マナーナンバー1の都市にしたい」と意気込む友利さん。今年1月にはチラシを作り、仲間の募集を始めた。活動頻度などは決めておらず「脚立を支えてもらえると安心する。何人かで数カ所磨くだけでも結構な数になるはず。1人でも多くの方に参加してほしい」と呼び掛けている。

 (問)友利さん090・1605・2929。