佐藤市長(右)にワインの完成を報告する吉村潔さん(左)と慎子さん

 【宇都宮】5年前、市で初めて醸造用ブドウの栽培を始めた「よしむら農園」(新里町)の吉村潔(よしむらきよし)さん(42)と慎子(のりこ)さん(40)夫妻が初めてブドウの収穫に成功し、オリジナルワインを完成させた。19日、佐藤栄一(さとうえいいち)市長を表敬訪問し「苦労もあったが、思い返すと楽しかった。これから宇都宮のシンボルになるワインに育てたい」と意気込みを語った。

 潔さんと慎子さんは2015年から、ブドウ栽培に取り組んできた。しかし日本産ワインの世界的流行で、苗が手に入らない時期が続いた。その後ようやく入手したが、ワイン用ブドウは病気になりやすいため、気候や土壌の状態に配慮しながら丹念に育てる必要があった。2人は「ちゃんと育つか不安だった」と振り返る。