新型コロナウイルス感染症対策のための政府の要請を受けて臨時休校を実施した県と県内23市町のうち、足利や佐野、壬生など13市町が春休み明けの4月から学校を再開する方針を決めたことが23日、下野新聞社の調べで分かった。県と他の10市町は対応を検討している。臨時休校の期間は大半が今月24日までとしていた。

 臨時休校を巡っては、政府が3月2日から春休みまで全国一斉の実施を要請。県内の県立、市町立学校では、大田原市と茂木町を除いて行っていた。県内の公立学校は主に3月25日~4月7日が春休み期間となっている。

 春休み明け後の学校再開を決めたのは日光や小山、さくら、真岡、上三川、野木などの13市町。ただ入学式や始業式は規模を縮小して行うとした市町が目立った。4月8日から再開予定の足利市は、3月25日から学校内での部活動を認めるという。

 日光市の担当者は「休校要請の期間が終わり、感染状況などを踏まえて再開を判断した」と話す。足利市の担当者は「状況は刻々と変わっており、あくまで現時点での判断。状況によっては休校延長もあり得る」と語った。

 一方、県のほか、宇都宮、栃木、市貝、芳賀など10市町は対応を検討中とした。しかし「休校の延長はしない方向」で検討している自治体が多かった。県の担当者は「国の指針を受けて対応を決めたい」とした。

 休校を実施していない大田原市と茂木町は、通常通り4月の新学期を迎える予定。入学式などは簡略化するという。