【大田原】市は23日、第4回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、市内の小中学校27校の授業を春休み明けの4月8日から通常通り行うことを決めた。給食(8日は中学校のみ)や部活動も再開する。

 政府の一斉休校要請後、市内の小中学校は春休み前に県内で唯一、午前中のみ授業を行っていた。

 使用を中止している市有施設は、同月1日から利用可能とする。施設内の換気や、人の密度を減らすなど感染防止対策の実施が前提。基礎疾患のある人の利用は自粛を要請する。高齢者の運動不足を指摘する市民の声を受け、グラウンドゴルフ場は3月25日に前倒しで利用を再開する。

 本部長の津久井富雄(つくいとみお)市長は「今は非常事態。市内で感染者が出た場合に調査できるよう、施設利用者の連絡先の把握を徹底してほしい」と指示した。利用団体の名簿提出や個人に連絡先を書いてもらうなどして対応する。不特定多数の参加が予想されるイベントについては、市幹部で個別に協議して対応を決める。

 一方、小中学校の入学式は在校生を参列させず、保護者は1人に限るなど制限付きで実施する。4月に行っている中学校の修学旅行は夏休み以降に延期する。