親子連れなどでにぎわいを見せている唐沢山

 【佐野】新型コロナウイルス感染症の拡大で外出自粛ムードが続く中、桜が咲き始めた市内の唐沢山では多くの訪問客でにぎわいを見せている。屋外での活動は感染の恐れが低いとされており、親子連れの姿も目立っている。

 唐沢山の山頂には、かつて唐沢山城が築かれ、現在は本丸跡に「唐澤山神社」がある。一帯が県立自然公園に指定され、桜の季節は特に人気の高いスポットだ。

 22日も親子連れやハイカーらの姿が多く見られた。8歳のおいと5歳のめいを連れて山を訪れた市内の女性(46)は「駐車場がいっぱいで驚いた。コロナは心配だけど、『外だったら』という人が多いのかな」と話した。

 新型コロナウイルスの影響を考慮し、同神社は毎月1日に行っている「朝参り」を中止するなどの感染防止策を実施。今春は参拝客が激減することも予想したというが、ハイカーが神社にも立ち寄るなどし、ほぼ例年並みの人数が足を運んでくれているという。

 禰宜(ねぎ)の佐野由希子(さのゆきこ)さんは「新鮮な空気や癒やしなどを求めて山に来る人が多いかと思う。神社としてはマスクを着用するなどの細心の注意を払って、対応しています」と話している。