2019-20年レギュラーシーズン最終戦後にファンの声援に応える高橋淳一(手前左)=2月16日、日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグの鉄人が氷上を去った。日光市出身で昨季まで東北でプレーしたDF高橋淳一(たかはしじゅんいち)(42)が引退を発表した。24年間の現役生活で積み重ねた国内トップリーグ通算824試合出場は歴代1位の記録。HC栃木日光アイスバックスを戦力外となった3年前には引退発表を撤回してまで現役にこだわり続けたベテランは「ぼろぼろになるまでやらせてくれたチームに感謝している」と振り返った。

 日光高(現日光明峰高)を卒業後、古河電工に入社した高橋は、廃部を経て発足したバックスで中心選手として活躍。「どんなに悲しくてもつらくても、『なにくそ』根性でやってきた。若手にも、年上にも負けたくない」という執念がプレーの原動力だった。2004年からは王子でプレーし、バックスへ復帰した11-12年はリーグ準優勝、14-15年は全日本選手権初制覇に貢献。17-18年からは東北で3シーズンプレーした。