話し合いながらマスクを作る新井さん(左)と友人ら

話し合いながらマスクを作る新井さん(左)ら

話し合いながらマスクを作る新井さん(左)と友人ら 話し合いながらマスクを作る新井さん(左)ら

 【小山】新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスクが品薄となるなか、自宅にある布を生かしてマスクを手作りし、近所などへ配る活動に取り組んでいる市民がいる。困っている近所の人に届けたいと、マスク作りの輪が徐々に広がっている。

 神鳥谷(ひととのや)の主婦新井(あらい)シズ子さん(74)。もともと手芸などが得意だったという新井さんは、知人からマスクを作れないかと相談を受け、10日ごろから自宅にあった布でマスク作りを始めた。綿やガーゼなどの布地を型紙に沿って裁断し、手芸用のゴムを耳かけにして縫い付ける。これまで30枚ほどを作り、近所や自宅を訪れた人に配っている。

 新井さんが友人にも声をかけたことで、さらに数人がマスク作りに取り組み始めている。18日には新井さん方に友人らが集まり、話し合いながらマスクを作った。布の柔らかさによって立体型や平型など形を変えるといい、新井さんは「渡すと喜ばれる。自分が無理をしない範囲で、困っている人に届けていきたい」と話していた。

 市もマスク不足対策として、手ぬぐいとヘアゴムを用いて作るマスクの作り方を市ホームページなどに掲載し、周知している。