足利銀行(松下正直(まつしたまさなお)頭取)と常陽銀行(寺門一義(てらかどかずよし)頭取)を傘下に置くめぶきフィナンシャルグループ(FG)は12日、2017年3月期連結決算を公表し、経常収益は2132億8400万円、経常利益は522億5500万円、純利益は1584億5500万円だった。1株当たりの年間配当金は12円。

 昨年10月、足銀の持ち株会社足利ホールディングス(HD)と常陽銀が経営統合し誕生しためぶきFGとしては初の本決算。

 経営統合による「負ののれん発生益」1192億円を特別利益に計上したため純利益が経常利益を上回った。足利HDと常陽銀の株式交換は企業結合会計上、常陽銀が足利HDの取得企業となる逆取得のため、負ののれん発生益が生じた。これを除いた純利益は392億円。

 経営統合による16年10月~17年3月の半年間のシナジー(相乗)効果は9億円。内訳は、法人向けの協調融資、預かり資産販売などによる業務粗利益が計8億円、事務用品の共同購入などによるコスト削減が1億円。ノウハウの共有やスケールメリットを生かし、目標を1億円上回った。