18日に開かれた栃木県野木町の定例町議会本会議で、町内4小中学校のトイレ改修費として町が計3億円超を本年度一般会計補正予算に計上したことを巡り、坂口進治(さかぐちしんじ)氏と宮崎美知子(みやざきみちこ)氏が「高すぎる」などとして反対討論を行った。

 町は2020年度にかけて佐川野小、新橋小、野木中、野木第二中の校舎トイレ計約250基の洋式化を進める計画。予算の3分の1は国庫補助を充てる。

 両氏はそれぞれ他の事例と比較しながら「約1億円は高いことになるのではないか」「4校の工事請負費が他町の10校の事業総予算より4500万円も多い」などと指摘した。

 一方、小泉良一(こいずみりょういち)氏が補正予算に賛成する討論を行い「今回の改修はこれまでの事例を踏まえ内容がより充実している」などと強調。採決の結果、黒川広(くろかわひろし)議長を除く13人中9人の賛成多数で可決された。

 町教委は取材に「便器を交換するだけではなく床や壁、洗面台、配管などを含めた全面改修になる」と説明。予算額は実施設計前の概算だとして「最終的には間違いなく減額になる」としている。