留守番中の防犯ポイント

 新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校が続く中、子どもだけの留守番中にトラブルに巻き込まれないか心配な保護者も多いだろう。防犯のポイントなどを県くらし安全安心課で聞いた。

 子どもが1人でいる状況は、犯罪者や不審者にとって狙いやすい。在宅中は必ず鍵を掛け、宅配業者などが訪ねてきても応対しない、電話がかかってきても受け取らないなど、子どもだけでいることを周囲に悟らせないことが重要。外からの帰宅時は、誰もいなくても「ただいま」と言うのも効果的だ。

 保護者が電話する際は「午後5時ぴったりにかける」「一度電話を切って、すぐかけ直す」などと事前にルールを決めておく。緊急連絡先は電話の近くに張っておこう。

 夕方以降は照明にも気を付けたい。明かりが一つしかついていないと1人でいることが分かりやすいので、1階のリビングと2階の子ども部屋など2カ所以上つけるとよい。

 子どもだけで出掛ける際は、普段行かない場所には近づかないようにする。行き慣れた公園も要注意。トイレは敷地の端や植木の横といった人目に付きにくい場所にあることが多く、不審者が待ち伏せしていることもある。使う時は必ず複数人で行く。

 万が一不審者に遭遇したら、すぐにその場から離れて大声で助けを求める。知らない人に付いていかないための合言葉「イカのおすし」(付いて行かない、車に乗らない、大きな声で叫ぶ、すぐ逃げる、大人に知らせる)を実践しよう。

 1月に「県安全で安心なまちづくり推進条例」が改正され、日常生活で子どもを見守ることが努力義務として盛り込まれた。同課は「近所の目が抑止力になる。通勤中や犬の散歩中などに子どもを見守ってほしい」と呼び掛けている。