2005年12月、日光市(旧今市市)大沢小1年だった吉田有希(よしだゆき)ちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件で、殺人罪などに問われた鹿沼市西沢町、無職勝又拓哉(かつまたたくや)被告(37)が17日、東京拘置所で下野新聞社の取材に応じた。最高裁が4日付で上告棄却を決定してから2週間。「やっていない事実が最大の武器。再審無罪を勝ち取る気持ちに切り替えた」と心境を語った。

 裁判資料を両手に抱え、軽く会釈しながら面会室に入った勝又被告。決定後は改めて控訴審の判決文を読み直すなどして過ごしたといい「矛盾点をみつけて書いた」とアクリル板越しにノートを開いて見せた。