千葉のマスコットキャラクターと即席のダンスバトルを繰り広げるブレックスのテーブス(左)=船橋アリーナ

 バスケットボールB1第28節は15日、各地で8試合を行った。千葉県船橋市の船橋アリーナで予定されていた宇都宮ブレックス-千葉の第2戦は審判員の1人が会場入り前の検温で37・5度の発熱が確認されたことを受け、試合開始予定時刻から約1時間後の午後4時ごろに中止が決まった。リーグ再開後の試合中止は14日のB1川崎-北海道戦に続き2日連続となった。

 Bリーグによると、ブレックス-千葉の第1、2戦を担当した審判は日本バスケットボール協会(JBA)所属の3人で、いずれも男性。発熱が確認された審判は別施設に隔離された。15日朝の検温では平熱だったという。新型コロナウイルスの感染拡大により一時中断したリーグ戦は14日から無観客で試合を再開。Bリーグは選手、審判に試合当日朝と会場入り前の2度検温を義務付けていた。

 リーグ関係者は15日、報道陣の取材に「選手、スタッフへの健康と安全を考え、試合を適切に実施することはできないと判断した」と答えた。

■選手たちに動揺なし

 ○…千葉との第1戦に快勝したが、審判の発熱という思わぬ事態で第2戦が中止となったブレックス。選手たちはリラックスした雰囲気でシュート練習を繰り返していたが、最終的に中止が決まると一斉に控室へと撤収した。

 15日は試合開始15分前になっても千葉の選手が姿を見せないという異様な雰囲気だったが、ブレックスの選手たちに動揺した様子はなし。特別指定選手のテーブス海(かい)は会場に流れる曲に合わせ、千葉のマスコットキャラクタージャンボくんと即席の「ダンスバトル」を披露するなどして周囲を和ませた=写真。

 試合中止が決定したのは試合開始の予定時刻から約1時間後で両チームの監督らによる会見もなし。Bリーグの関係者は「中止はリーグとしての判断。両チームにコメントを求めることは控えてほしい」と報道陣に理解を求めた。