広葉樹化を目指した桜の苗木の植樹(提供写真)

 【鹿沼】板荷地区でがっこ山100年の森づくり事業に取り組んでいる「がっこ山部会」(中村英明(なかやまひであき)会長)はこのほど、板荷中の裏山の市有林(通称がっこ山)で桜の植樹を行った。自然豊かな雑木林に樹種転換を図り、散策コースなどを整備、交流人口の増加を図ることを目的としている。

 プロジェクト名は「おん鷹鳥屋場は四十八」。地域に伝わる郷土史いろはかるた「板荷かるた」の読み札から命名された。板荷で江戸幕府御用のタカを捕る場所が48カ所あったということにちなみ、杉、ヒノキ林をタカが営巣できるよう雑木林とし、山の公園造りを目指している。

 がっこ山部会は、板荷中の裏山を中心に総面積10ヘクタールを管理。今回は28人が参加、日本さくらの会から助成を受け、若木55本を植えた。今回の植樹には東京、埼玉の自然保護団体、消費者団体の代表者も参加し、都市農村の交流について意見交換する予定だったが、新型コロナの感染拡大もあって延期になった。