ビデオレターの撮影に臨む物部小の教諭ら

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校により、自宅で過ごす時間が長くなる子どもたちを励まそうと、栃木県真岡市内の小学校全14校が「もおかっ子へのビデオレター ~先生からのメッセージ~」を制作し、19日から市ケーブルテレビ「いちごチャンネル」で放映される予定だ。放映に先立ち16日、各校で担任教諭らが撮影に臨み、不要な外出を避けるなどの制約を受けている教え子たちが規則正しい生活で元気に乗り切るよう思いを映像に託した。

 市内の小学校は3~24日が臨時休校となり、25日からそのまま春休みに入る。通常の長期休業とは異なり、なるべく外出を控えるなど子どもたちが窮屈さを感じていることが予想されることから、市教委と市が連携して発案した。

 ビデオレターは市が貸与した家庭用ビデオカメラと三脚を用いて、各校が独自に撮影。児童数などの規模に応じて3~13分の時間内で、学年ごとに担任教諭が出演するなどして子どもたちへメッセージを送る。内容は各校に任せている。

 撮影された映像は市情報政策課がテロップを入れるなどして編集。3、4校ずつ四つの班に分け、班ごとに30分のビデオレター番組を作り、最初の2班は19~22日、残る2班も23~26日にそれぞれ毎日3回、いちごチャンネルで放映される予定。

 物部小(谷畑隆(やばたたかし)校長、195人)では16日午前、各学年や特別支援学級の担任教諭ら計11人が参加して撮影。教諭たちはビデオカメラの前で「食事」「運動」「手伝い」などのキーワードをジェスチャーで演じた後、「バランスの良い食事を心掛けよう。お菓子ばかり食べてちゃ駄目だぞ」などと呼び掛けていた。

 各校のホームページで自校のビデオレターが見られるように同課は準備を進めており、19日以降順次閲覧できるようにする。

 一方、市内の小中学校計23校の児童生徒は全校登校日の16日、一斉登校し、全小学生と中学1、2年生に通知票などが手渡された。小学校の卒業式は19日に実施される予定。