「休校期間は心を育てる時間だと捉えて」と話す鈴木さん

 休校期間中はついつい子どもたちに「勉強しなさい」と繰り返してしまいがちだが、宇都宮市大通り5丁目の個別指導学習塾「受験舎」の鈴木克美(すずきかつみ)小・中学部代表(55)は「ネガティブな声掛けはしないで」と注意を促す。「頭ではなく、心を育てる時間だと思ってほしい」とアドバイスする。

 子どもたちは今、外出もままならず、友達にも会えずに精神的なストレスを抱えている。鈴木さんは「『勉強しなさい』『だらだらしないで』といった声掛けは追い打ちになる」と話す。

 生活リズムの乱れも懸念されているが「時間割を家庭で作って実行するのは現実的に難しい」と鈴木さん。「焦らず、将来に向けて栄養を蓄える時期だと思ってゆったりと過ごして」と呼び掛ける。

 全学年の子どもに推奨するのは読書。「読む本は堅いものに限らず、漫画でもいい」

 親子のコミュニケーションも重要。特に小学校低学年の場合は、掃除や料理などの家事を親子で一緒に取り組むのも一つの勉強になる。「洗濯物を取り込むとか、皿を片付けるとか、小さな事でも何かやった時には思い切り褒める」とポジティブな声掛けをするよう勧める。