新型コロナウイルス感染症対策として2日から始まった全国一斉の臨時休校は、16日で2週間となる。県内では休校を今月中旬までとしていた鹿沼、矢板、さくら、那須烏山、塩谷の5市町が期間を24日まで延長。大田原市と茂木町を除く23市町立学校と全ての県立学校で春休み前まで休校が続く。各校は補助プリントの配布などで子どもたちの学習保障を図るほか、家庭訪問やメールを通じて生活状況の把握に努めている。今後は春休み明けの学校再開の時期が注目される。

 県教委によると、県立学校と21市町立学校は春休み前となる24日まで休校する。修了式などのため登校日を設け、下野市は22日、野木町は23日までの休校。休校延長を決めた5市町は「感染拡大は予断を許さない状況」「再開する理由が見つからない」などを理由に挙げた。

 県の対策本部のまとめでは13日現在、宇都宮、栃木、佐野、矢板、塩谷、高根沢の6市町が、教員や非常勤講師などを学童保育に派遣。足利、真岡、那須塩原、さくら、那須烏山、上三川、那須の7市町は、自宅で過ごすことが困難な小学校低学年の児童を学校で受け入れている。

 休校を行っている全市町が電話連絡や校外巡視などを通じ、子どもたちの学習保障や生活状況把握に努めている。親子での登校日を設けたり、学童保育への訪問などで状況を確認したりするケースもある。県教委は「ストレスを抱えないよう、より注意深く子どもたちの状態を見てほしい」と呼び掛ける。

 今後は4月8日ごろに新学期を迎え、各市町が学校再開時期を判断することになる。県教委は「収束の見通しが立たない中、国から(学校再開の)要請があったとしても最終的には各市町が判断する」としている。