県県西健康福祉センターに届けられたマスク=13日午後、鹿沼市今宮町

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内5カ所にある県の広域健康福祉センターに13日、電子商取引世界大手のアリババグループ創業者ジャック・マー氏から医療現場向けのマスク1万枚が届いた。

 同グループの本社がある中国浙江省が感染拡大で医療物資が不足した際、日本から防護服の提供支援を受けたことに対し、マー氏が設立した基金がお礼の意味を込めてマスク100万枚を日本に寄付した。日本医療国際化機構を通じて全国の自治体などに配分された。同省と友好交流を行う本県も防護服セットを提供するなどして支援した。

 鹿沼市の県県西健康福祉センターには午後4時すぎ、マスク60枚入りの段ボール33箱が届けられた。

 同センターの渡辺晃紀(わたなべてるき)所長は「日々、医療機関の状況を聞いているが、マスクの在庫が少なくなる中、入荷の見込みがないという。マスク寄付は大変ありがたい。管内の医師会などと協議して配りたい」と感謝した。