新型コロナウイルス対策の特別措置法の成立を受け、県は13日、対策本部会議を開き、今後の対応を確認した。中小企業支援強化を図るため、16日に金融機関関係者を集めた緊急会議を開くことなどが報告された。

 県内ではこれまでに2人の感染者が出ているが、その後、濃厚接触者らの感染などは確認されていない。会議で福田富一(ふくだとみかず)知事は「県民の健康被害を最小限に抑える上で極めて重要な時期にある」との認識を示した。

 中小企業支援のための緊急会議では、県内の銀行や信用金庫・組合、宇都宮財務事務所などに出席してもらい、資金繰りに重大な支障が生じないよう協力要請を行う方針。

 県民からの電話相談は増加が続いており、12日までで6495件に上っている。感染者や家族らが差別的な扱いを受けた事案も確認されたとして、福田知事は「不当な差別や偏見、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷はあってはならない」とのコメントを出した。