地域住民や保護者らが参加した学校運営協議会

地域住民や保護者らが参加した学校運営協議会

地域住民や保護者らが参加した学校運営協議会 地域住民や保護者らが参加した学校運営協議会

 【那須】新年度から3学級特例校となる那須高で13日、地域住民や保護者らが参加する「学校運営協議会」が開かれ、新年度の取り組みなどについて話し合った。同協議会を構成する同校や町から、生徒が地元企業などで3年間を通じて職場体験する「地域体験学習」の新たな実施や、その際に地域と学校の調整を行う「コーディネーター」の導入方針などが報告された。

 町によると、高校と地域の調整役を担うこうしたコーディネーターの導入は県内でも珍しいという。体験学習は普通科・リゾート観光科の1年生を対象に実施する。

 普通科の生徒は地域の企業や公民館、博物館など固定の訪問先を決め、3年間を通して放課後や長期休みに職場体験などを行う。活動を通して地域住民との交流を深めるほか、地域活性化策の考案など生徒の自主的な活動を促す。

 リゾート観光科では、授業に関連して観光関係者などを訪問する。また1年生全員で夏祭りなど町内のいずれかの行事に参加し、文化や地域づくりについて学ぶ。

 体験学習に合わせて町が配置するコーディネーターは、受け入れ先企業や団体の選定、学校とのスケジュール調整などを担う。配置費用は新年度当初予算案に盛り込み、3月議会に提出している。

 協議会では、観光関係者や保護者から「町内の旅館で宿泊して職場体験してみては」「中学校などに訪問するのもどうか」などと体験学習への意見が出た。

 志賀直樹(しがなおき)校長は「校外体験学習を通し、生徒に地域づくりの担い手として活躍する力を養ってほしい」と話した。