スマートフォンで合格発表を確認する受験生=11日午前10時15分、宇都宮北高

 2020年度栃木県立高全日制入試の合格発表が11日、58校115系・科で行われ、特色選抜などの合格内定者を含め1万1139人が合格した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、合格者の受験番号は県教委のホームページ(HP)で公開された。ただアクセスの集中で閲覧が困難な時間が続き混乱も生じた。

 一般選抜の合格倍率が1・51倍と普通科で最高だった宇都宮北高には発表時刻の午前10時前から、合格した場合に受け取る書類を入手するため、受験生や保護者が集まった。しかし発表時刻を過ぎてもHPに接続できず、スマホを見ながら気をもむ親子の姿が多く見られた。

 HPを閲覧した友人から無料通信アプリLINE(ライン)で合格を知らされた宇都宮市河内中3年二村京花(ふたむらきょうか)さん(15)は「HPを見られない間にどんどん緊張感が増したので、すごく安心した」とほっとした様子。高校生活に向けては「時間を有意義に使って、文武両道を目指したい」と話した。

 県教委によると、同11時半にはHPの閲覧困難な状態は解消。中村千浩(なかむらちひろ)高校教育課長は「一刻も早く確認したい受験生に迷惑を掛けた」と陳謝した。