新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、宇都宮大など県内にキャンパスがある4大学は10日までに、今月の中下旬に予定していた卒業式(学位記授与式)を中止することを決めた。その他の大学では規模を縮小して行う。一方、獨協医大などは4月の入学式を見送るという。

 宇都宮大は24日、宇都宮市文化会館で学位記授与式を執り行う予定だったが、各地で感染リスクが高まっていることから中止を決めた。石田朋靖(いしだともやす)学長は「2千人近い参加者の安全確保、また国内外での感染をこれ以上広げないようにと苦渋の決断をした」とのコメントを出した。

 足利大や白鴎大、帝京大も式典を中止に。各大学は感染症対策として、卒業生と教職員のみで学位記を手渡す機会を設けるという。

 国際医療福祉大や作新学院大などは、保護者の来場を控えてもらうなど規模を縮小したり、時間を短縮したりして式典を行う。

 一方、獨協医大は各学部や研究科など新入生が一堂に会す合同入学式を、4月7日に初めて実施する予定だったが、中止とした。帝京大は宇都宮キャンパスのほか、都内のキャンパスの新入生が集まって都内で実施する予定だった入学式を取りやめた。

 宇都宮共和大は卒業式と同様に、規模の縮小を図った上で入学式を行うという。その他の大学は、入学式の対応について検討している。