新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、那須烏山市では市職員や来庁者用に備蓄しているアルコール消毒液が減り続けている。
1月末ごろまでは、同市田野倉の保健福祉センターにある約3メートル四方の倉庫に、消毒液の入った段ボールがぎっしり詰まっていた。
しかし2月に入ると、同市内に分散する烏山庁舎、南那須庁舎、同センター、水道庁舎などに設置された消毒液の減りが早くなった上、新たな製品の入荷が止まった。
10日時点で倉庫は空きスペースが目立つ状況に。メーカーに問い合わせても入荷の予定は無く、このままの状況が続けば消毒液の設置箇所を減らさざるを得ないという。
市健康福祉課の野●真理子(のざきまりこ)主幹(54)は「市民と職員の安全を守るためにも、一日も早く終息してほしい」と願っていた。
●は崎の大が立