洋裁人生70年を振り返る菊地さんの作品展

 【宇都宮】野沢町の創作作家菊地喜伊子(きくちきいこ)さん(86)は31日まで、上戸祭2丁目の鹿沼相互信用金庫戸祭支店で洋裁人生70年を振り返る作品展「楽しい衣服展」を開いている。オリジナル型紙の考案や洋裁教室の経営など、洋服文化の歴史を見つめてきた菊地さんは「作ることは生きること」と創作活動に励んでいる。

 菊地さんは高校卒業後、洋裁学校へ進んで技術を磨き、県内で洋裁教室やオートクチュールの洋裁店などを経営してきた。

 洋服を作り続ける中、どんな体形にも対応できる型紙「景友(けいゆう)式立体パターン」を考案し、仮縫いの技法と併せ美しいデザインとシルエットの服を製作。本も出版し型紙の普及を図った。国家資格の1級婦人子供服技能士取得後は、家庭科教師の指導なども行い県内の洋服文化の向上にも貢献した。