ニラの結束作業を見学する参加者ら

 【那須烏山・那珂川】園芸品目の新規就農者を確保しようと、JAなす南は年間を通じて計11品目のほ場見学会を実施する。生産量の維持拡大に向けた新たな取り組みで、第1弾となるニラのほ場見学会が7日、那珂川町小砂のニラ農家で行われた。両市町から5人が参加し、播種(はしゅ)作業を体験したり、栽培講習を受けたりした。

 参加者は同JAにら部会長の笹沼英夫(ささぬまひでお)さん(72)のほ場を訪れ、播種作業を体験した後、収穫したニラの結束や袋詰め作業を見学した。

 講習では県塩谷南那須農業振興事務所の職員が、ニラ栽培に必要な知識や初期費用などを説明。少ない農地と施設でも安定した収益が確保できることや、軽量で作業負担度が低い点などを強調した。

 見学会に参加した那須烏山市熊田、大学講師岡鮎子(おかあゆこ)さん(38)は「祖父が家庭菜園をやっていた土地を生かしたいと思って参加した。ニラなら最初は小さな規模でもできそうなので、母親や子どもと一緒にできればいい」と、就農に前向きな姿勢を見せた。