1984年から4期連続で県知事を務めた渡辺文雄氏が7日夜、自宅で死去した。91歳。自宅は宇都宮市。葬儀などの日程は未定。

 84年7月に農林水産事務次官に就いた直後、同年12月の県知事選候補に推され、初当選。以来、16年間にわたって県政を担った。県知事在任期間は故横川信夫氏の15年10カ月を抜いて過去最長。

 在任中は中央省庁との太いパイプを生かし、手堅い行政手腕を発揮。首都圏農業の展開や北関東自動車道の整備、企業誘致を推進し、県民所得を大きく押し上げた。国会など首都機能の誘致にも積極的に取り組んだ。