栃木の魅力が凝縮した「蔵の街 アスリート弁当」

試食会で「蔵の街 アスリート弁当」を味わう関係者

商品化された「蔵の街 アスリート弁当」

栃木の魅力が凝縮した「蔵の街 アスリート弁当」 試食会で「蔵の街 アスリート弁当」を味わう関係者 商品化された「蔵の街 アスリート弁当」

 栃木名物「モロ」(サメの切り身)や地元食材をふんだんに使ったアスリート向けの弁当が完成し、このほど栃木県栃木市万町の飲食店「なすび食堂」で試食会が開かれた。市内で毎年11月に開催されている市女子ソフトボール大会関係者が専門家にレシピを考案してもらい、同食堂に弁当開発を依頼した。今後は受注生産で一般販売を行う予定。同食堂は市内の社会福祉法人「なすびの里」が運営をしており、販路拡大による福祉事業の収益増につなげることも狙いだ。

 ソフトボール大会の際、実行委員会は選手らの弁当を同食堂に発注している。選手らから「スポーツ選手にふさわしい弁当が食べたい」との要望があり昨年、同食堂の協力でオリジナル弁当づくりに取り組んだ。競技者の栄養サポートをする「アスリートフードマイスター」の落合千賀子(おちあいちかこ)さん(埼玉県在住)に、材料や調理法にも配慮したレシピを依頼した。

 弁当名は「蔵の街 アスリート弁当」。高タンパクで低カロリーのモロに溶き卵をからませて両面を焼き上げた「モロのピカタ」、ポリフェノールが豊富な黒米、免疫力が向上するとされるかぼちゃの黒ごままぶし、旬の春菊ナムルなどをそろえた。かぼちゃや春菊は地元農家産を使った。

 昨年の大会で、この弁当を選手らに食べてもらった。評判が良かったことから、商品化することに。関係者ら17人が参加した試食会でも、「モロはフライで食べることが多いが、この弁当では油を使っていないので、胃もたれがしない」「栃木の魅力が凝縮されている」などと好評だった。

 市ソフトボール協会栃木支部理事の高村麻代(たかむらまよ)さん(45)は「栄養満点なので、アスリートだけではなく、一般の人にも味わってもらいたい」としている。

 料金は500円(税込み)。通常メニューとは異なるため、注文は10個以上から受け付け、3日前までの事前予約が必要。(問)同食堂0282・23・1010。