臨時休業となったFKDインターパーク店を訪れた買い物客ら=6日午前11時、宇都宮市インターパーク6丁目

 県と宇都宮市は6日、会見を開き、新型コロナウイルスへの感染が5日確認された30代女性は、宇都宮市内の大型商業施設、FKDインターパーク店2階の生活雑貨店「ロフト」に勤務していたと発表した。濃厚接触者は父親と同僚の計11人。客との接触などは現在調査中。ロフトは当面閉鎖する。施設全体は6日に臨時休業して消毒を終え、7日も休業する。

 6日に同居する父親を濃厚接触者として検査したが、陰性だった。勤務先の同僚10人も濃厚接触者と判定し、そのうち接触時間が長かったり、せきなど呼吸器症状があったりした3人を7日中に検査する方針。

 女性は6日、県内の感染症指定医療機関に入院した。症状は軽い腹痛のみ。

 女性は2月22~24日、大阪府内で連日ライブに参加。23日は集団感染が疑われる大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda」に滞在した。22、24日も商業施設などでのライブに参加したがこれらの会場で感染者は確認されていない。24日、新幹線と在来線で本県に戻り、最寄り駅から父親の車で帰宅した。

 翌25日は自家用車で出勤し、マスクを着用せず勤務に当たった。主に商品陳列を担当したが、午後3時15分~4時ごろはレジでの接客もした。帰宅後に37・4度の発熱を確認した。

 26日以降は出勤せず、自宅でマスクを着けて過ごした。27日は近所の医療機関を受診後、約10分間買い物をした。3月2日にも県南健康福祉センター管内で約1時間、食料品の買い物をした。大阪府内のライブハウスでの集団感染を知り、1日、宇都宮市保健所に電話相談。同市保健所は女性の症状などを聞き取り、様子を見るよう伝えた。5日、再び同市保健所に相談。帰国者・接触者外来を受診し、検査で陽性と判明した。