2005年に起きた栃木県今市市(現・日光市)の小1女児殺害事件で、最高裁第2小法廷(三浦守(みうら・まもる)裁判長)は、殺人罪などに問われた無職勝又拓哉(かつまた・たくや)被告(37)の上告を棄却する決定をした。4日付。状況証拠で有罪を認定し、無期懲役とした二審東京高裁判決が確定する。裁判官4人全員一致の結論。事件発生から14年余りを経て刑事裁判が終結することになる。

 被告は捜査段階で殺害を認めた後、無罪主張に転じた。殺害を直接示す証拠がなく、公判では状況証拠の評価と、取り調べでの自白の信用性が争点となった。

 二審判決によると、被告は05年12月1日午後2時38分ごろから同2日午前4時ごろまでの間に、栃木県、茨城県またはその周辺で、小学1年だった吉田有希(よしだ・ゆき)ちゃん=当時(7)=をナイフで多数回刺し、失血死させた。


【電子号外】今市事件、無期確定へ(3月6日)