県内2人目の新型コロナウイルスの感染者の確認を受け、記者会見する福田知事(左)=5日午後10時45分、県庁

県内2人目の新型コロナウイルスの感染者の確認を受け、記者会見する福田知事(左)=5日午後10時45分、県庁

 県は5日、県南健康福祉センター管内(小山、栃木、下野市、壬生、上三川、野木町)に住む30代の会社員女性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。複数の感染者が確認された大阪市都島区のライブハウス「Arc」に滞在した知人と接触があったほか、同様に感染者が確認されている同市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda」にも客として滞在していた。女性は軽症という。

 県内の感染者は2月22日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」下船後に感染確認された60代女性に続き2人目。

 県によると、女性は2月22日にArcに滞在していた知人と10分間程度、立ち話をしたという。翌23日にはSoap operaにも滞在していた。24日まで大阪府内に滞在し、新幹線で戻った。

 25日に37・4度の発熱があり、のどに違和感などの症状があったという。27日に県内医療機関を受診し解熱剤を服用。翌28日には熱は下がったという。

 女性は宇都宮市内の商業施設で販売業務に当たっており、25日は勤務をしていた。マスクは着用していなかった。翌26日から3月5日まで休んでいた。1日に宇都宮市保健所に相談し、様子を見ていた。

 ライブハウスでの集団感染の報道を受け、5日に同保健所を通じてPCR検査を行ったところ、陽性と判明した。県は詳しい行動歴を調べる。商業施設名の公表は設置者と調整中。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は5日夜の記者会見で「行動歴や接触者などについて早急に調べたい」と述べた。