小学生向けに授業を行う江黒さん(写真奥)

小学生向けに授業を行う江黒さん(写真奥)

小学生向けに授業を行う江黒さん(写真奥) 小学生向けに授業を行う江黒さん(写真奥)

 【足利】新型コロナウイルスによる市内小中学校の臨時休校を受け、伊勢町の塾「アカデメイア」を経営する江黒里美(えぐろさとみ)さん(48)や元教員ら市民有志4人が、4日から同塾で独自支援を始めた。塾の開校時間を前倒しし、休校措置を受けている児童や生徒向けに無償授業を実施する。江黒さんは「率先して行動を起こすことで賛同者を増やし、支援の輪を広げていきたい」と話している。

 市内小中学校の臨時休校は2日から24日までの予定で、未習単元分について市教委は、進級後にカバーする方向で調整するとしている。

 同塾は通常、小中高生向けに国語や数学、英語など主要5科目を指導している。無償授業は、江黒さんが「休校になっても子どもたちの学びの場を止めたくない」という思いから実施を決めた。

 授業は小学1年~中学2年を対象に、昼すぎから夕方の時間帯に、1コマ50分で行う。小学生には国語、算数を、中学生には英語など主要3科目を教える。教材は学校の教科書やドリルで、内容は休校措置期間に学ぶ予定だった未習単元を中心に行う。

 感染防止策は、塾入り口への消毒液設置や教室入室前の検温、マスク着用での授業実施など。さらに生徒同士の座席の間隔を広げることや、授業後の換気を徹底することなど、万全の体制で授業を行う。

 授業に参加している坂西北小1年吉澤凛花(よしざわりんか)さん(7)は「友達に会えるし、いろいろなことが勉強できるから楽しい」と話している。

 定員は各学年16人。現時点で定員に達していないため、随時申し込みを受け付ける。(問)江黒さん090・2258・6282。