マスクを付けてに臨む受験生たち=5日午前9時18分、宇都宮南高

 2020年度県立高全日制入試の一般選抜学力検査が5日、58校115系・科で行われ、計9245人が受験した。受験倍率は1・13倍。国内で新型コロナウイルスの感染が広がる中、多くの受験生はマスク姿で臨んだ。6日は22校72科で面接、1校1科で実技検査を行う。

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 今回の入試では新型コロナウイルスの感染防止策として、県教委が各校に教室の換気徹底や予備室の用意などを呼び掛けた。感染者らの受験はなかったという。

 学力検査は5日午前9時25分から国語、社会、数学、理科、英語の順で一斉に実施した。保健室などでの別室受験者は29人で、例年になく少なかった。29人中1人はインフルエンザが原因だった。

 一般選抜の募集定員は、特色選抜の合格内定者が1人辞退したため8162人に増えた。出願者数は、2月26日の出願変更締め切り時点で9283人だったが、3月4日までに27人が出願を取り下げ、9256人となった。さらに当日11人が欠席し、定員に対する受験倍率は前年度比0・05ポイント減の1・13倍で、過去10年間で最も低くなった。

 宇都宮南高には5日朝、出願した全272人が集まり、ほとんどがマスクを着用し緊張した様子で試験開始を待った。同校は感染症対策として、各教室前の廊下に消毒用アルコールを置いた。

 一方、学悠館高定時制のフレックス特別選抜も同日行われ、定員100人に対し201人が受験した。受験倍率は2・01倍だった。