防災訓練のリハーサルを行う谷古宇(中央)会長ら

 【宇都宮】下岡本町の岡本駅前一区自治会(矢古宇哲男(やこうてつお)会長)は、防災、減災活動を自治会活動の柱に据えて、先進的な取り組みを行っている。住民自らの定期的な防災訓練をはじめ家族の安否を知らせる「黄色いフラッグ」掲揚などを積極的に推進。市民活動を支援する市みんなでまちづくり課は「住民たちが自ら危機感を感じ、組織だって活動しており、他地区の自治会活動の模範となっている」などと話している。

 同自治会は、JR岡本駅東の住宅や商業施設などが広がる地区で、約370世帯。比較的新しい住宅街のため、住民同士の活動が希薄になりがちだ。そこで同自治会は危機感を募らせ、コミュニティーの再構築を図ることにしたという。

 同自治会は、2017年度から本格的に活動を開始。自治会役員や全27班の班長らが全世帯を把握しようと、会員の名簿作りを始め、自治防災・減災訓練をスタートさせた。18年度には全世帯に黄色い旗を配布。災害時に家族が無事であれば玄関先に旗を掲げてもらい、安否確認を効率よく行えるようにした。