2019年に開催された渡良瀬バルーンレース

 【栃木】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市は4日、4月3~6日に市藤岡渡良瀬運動公園で開催予定だった熱気球の日本選手権「栃木市・渡良瀬バルーンレース2020」を延期すると発表した。主催する実行委員会と市は、12月中旬に開催する方向で調整しているという。

 主催者によると、レースは約40チーム200人が出場するほか、会場では飲食を提供する「藤岡さくら祭り」も開催。昨年は観戦者が11万5千人(主催者発表)に上るなど、県内外から大勢の観客が見込まれることから「感染リスクをクリアできない」とした。さくら祭りも中止する。

 レースは他の熱気球大会の日程を考慮し、気候も安定する12月中旬の開催を目指す。神島馨(かみしまかおる)実行委員長は「残念だが、気候も落ち着く中でできると思うので、また『オール栃木』で盛り上げたい」と話した。

 レースは毎年春の恒例イベント。今回は市の最初の市町合併から10年を記念し、国内のトップパイロットが集う日本選手権として初めて開催する予定だった。