5日の入試を前に受験生に電話し、励ましの声を掛ける斎藤教諭(左)=3日午後、矢板市上町

 多くの小中高校で新型コロナウイルスの感染防止のための臨時休校が続く中、5日に控える県立高全日制入試の一般選抜学力検査。休校中の県内中学校では3日、異例の状況下で当日を迎える受験生の不安を取り除こうと、教諭らが生徒に励ましの電話をかける姿が見られた。一方、試験会場となる県立高は、受験生に感染が確認された場合の対応などを確認。感染拡大防止のため十分な換気を行うことを決めるなど、万が一に備えた準備を進めている。

 「これまでたくさん頑張ってきたから、後は落ち着いて自信を持ってね」

 2日から臨時休校した矢板中で3年生のクラスを受け持つ斎藤(さいとう)めぐみ教諭は3日、休校前に体調を崩していた生徒へ電話をかけ、優しく語り掛けた。「頑張ろうね」と伝えて電話を切ると、「元気そうな声で、無事に受験できそうと言っていた」と胸をなで下ろした。