佐野日大高陸上競技部長距離コーチに、実業団チームでコーチを務めた経験を持つ岩本照暢(いわもとみつのぶ)氏(50)が就任したことが2日までに分かった。1日付で同校体育教諭として着任した。

 福岡県出身の岩本氏は、八幡大付高(現九州国際大付高)から日大に進み、大学2年時の出雲全日本大学選抜駅伝、4年時の全日本大学駅伝の優勝に貢献し、箱根駅伝にも出場した。卒業後は新日鉄化学(当時)、積水化学、スズキに所属。34歳で現役を引退した後は、スズキ、中央発條でコーチを務めた。

 「学生を指導するチャンスがあれば」と指導先を探していた中で昨夏、佐野日大高からのオファーを受諾。昨年末に勇退した堀込隆(ほりごめたかし)コーチ(61)の後任となる。岩本氏は下野新聞の取材に、「学生の指導は初めてだが、いろいろな選手を見てきて、伸びる選手、伸びない選手の違いは明確。大学以降も伸びる選手に育てるためにも、自主性とのバランスを見ながら細かく指導していきたい」と語った。