真岡線でラストランに臨むC11形。東武鉄道に譲渡され、日光で再び雄姿を見せる=2019年12月1日、真岡市台町の真岡駅

 芳賀地区広域行政事務組合議会の定例会が2日、真岡市下籠谷(しもこもりや)の芳賀地区広域行政センターで開かれ、組合が所有する真岡鉄道のSL「C11形」を東武鉄道(東京都墨田区)に1億3200万円(税込み)で譲渡する財産処分の議案を全会一致で議決した。

 同社は鬼怒川線下今市-鬼怒川温泉駅間で週末を中心にC11形のSL「大樹(たいじゅ)」を運行しており、定期検査や車両のトラブル発生などに備え2両体制とするため組合のC11形を今回購入した。芳賀地区の観光に貢献したC11形は将来、世界的な観光地・日光の大樹として再び雄姿を披露することになる。