下旬の再オープンに向け、下草刈りなどの再整備が進む「花の山」

 【茂木】一昨年から閉園が続いていた小山の花木園「花の山」が、今月下旬に町の管理下で再オープンする。当時の社長が一昨年の死去後、所有と管理が宙に浮いていたが、花の山一帯を取得した新たな地権者から町が約8ヘクタールを好条件で借りる契約がまとまった。古口達也(こぐちたつや)町長は「観光と健康づくりの拠点にしたい」としており、逆川地区の観光振興の主要拠点に育てる考えだ。

 同園には希少種を含むサクラ約20種をはじめ、約70種の花木がある。春からサクラ、モモ、レンギョウ、ユキヤナギ、ツツジ、アジサイなどが咲き、春の1カ月間だけで県内外から約8千人が訪れる人気観光スポットになっていた。しかし一昨年5月に当時の運営会社社長が急死して以降荒廃が進んでいた。

 苦慮した町が買い手を探し、応じた県外の地権者が隣接する太陽光発電所用地を含め一括取得。花木園エリア8万705平方メートルは町に無償で貸し出す意向を示したという。固定資産税相当分の賃料だけを町が負担する条件で借りることなどで同地権者側と契約を終えたことから1日、再オープンへ向けた説明会を小山地区で開いた。

 説明会で古口町長は3月中は町が管理し来園客を誘致すること、客から500円の管理協力金を集めることなどを報告。「秋の紅葉もいい。園内はウオーキングにも適したコースだと積極的にPRしたい」「4月以降新組織で管理運営したい」などと述べた。