休校となり、児童のいない教室で児童の荷物を整理する教諭=2日正午、宇都宮市道場宿町

 新型コロナウイルスの感染防止策として2日から臨時休校した宇都宮市清原中央小では同日、静まり返った教室で、担任が学習資料の整理や片付けなどの作業を進めた。

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 「卒業式の練習などするはずだったことばかり。予定がとにかく変わってしまって…」。6年1組の教室を見渡しながら、担任の中村久子(なかむらひさこ)教諭(57)は寂しそうに語った。

 同市公立小で最多の児童908人が通う同校。6年生112人の卒業式は18日に規模を縮小して行う。中村教諭は「子どもたちの健康を第一にと考えながら、温かい式にしてあげたい」と力を込めた。

 がらんとした教室で、児童に配布する資料などを準備していた牛久正伸(うしくまさのぶ)教諭(41)は「あまりに突然の休校で、児童に寂しい思いをさせてしまった。卒業式では明るく送り出したい」。生田敦(いくたおさむ)校長(56)は「休校期間中も教職員のやるべきことは多くある。児童のフォローなどしっかりと取り組みたい」と話した。