日本人2位の8位でゴールする高久龍=東京都千代田区

 大迫傑(おおさこすぐる)(ナイキ)に続いて日本人2番目に東京駅前行幸通りに現れた27歳の高久龍(たかくりゅう)(ヤクルト)が両拳を握りしめ8位でゴール。自己ベストを3分17秒も更新する日本歴代4位の快記録に、「まさか6分台とは。良くて8分台と思っていた」と目を丸くした。

 レース10日前、脚の力が入らなくなる症状に襲われたが、「出場するだけ」と楽な気持ちで走ったことが好結果につながった。

 スタートからペースメーカーが飛ばしまくる超高速の展開の中、高久は第2集団で冷静なレース運びを見せた。「設楽(したら)悠太(ゆうた)選手(ホンダ)には絶対に勝ちたい」と、東洋大の1学年先輩である前日本記録保持者の後ろにぴたり。37キロ付近で前に出ると、40キロすぎのスパートで、それまで競り合っていた上門大祐(うえかどだいすけ)(大塚製薬)を振り切った。