【栃木】新型コロナウイルスによる旅行客の減少により、巴波(うずま)川の遊覧船は1日、営業を休止した。休止期間は14日まで。船頭たちは「何とか収束してほしい」と不安を募らせている。

 運営するNPO法人「蔵の街遊覧船」によると、2月半ばから予約のキャンセルが入り始め、件数は1日までに計約30件900人に上った。例年同時期の土日、祝日は100人以上の旅行客でにぎわっていたが、今年は20~30人ほどしか訪れていないという。

 この状況を鑑みて、28日の臨時理事会で営業休止を決定。15日は約40人の団体予約が入っているため営業を再開するが、以降は状況を見て再開の判断をする。

 船頭マネジャーの中村明雄(なかむらあきお)さん(62)は「3月下旬は桜の開花で書き入れ時。いち早く収束するよう祈るしかない」と話した。

 また、来館者とスタッフの健康と安全確保、感染拡大防止のため、本町の「岩下の新生姜(しょうが)ミュージアム」も29日~15日まで臨時休館中。2015年の開館以来、初めての長期休館となる。当面はこの日程で休館するが、できるだけ早い再開を目指し、状況を見て判断するとしている。